東洋医学の診断方法はどういったやり方なのか?
漢方薬を処方してもらう際の、保険適用と適用外の値段の違いについて書いています。
初めて漢方外来に訪れるときの受診の仕方や、準備しておくことなどまとめているので参考にどうぞ。
漢方薬の保険適用と適用外の違い
その昔体調が悪く、総合病院に行っても特にカラダに異常は見られないということで漢方薬を処方されたことがあります。
(のちにバセドー病の悪化と判明して手術を受けましたが…)
まだ30代初めの頃だったのに更年期障害かもしれないよと診断され、ツムラの漢方薬を一時期飲んでました。
(たしか加味逍遥散かみしょうようさんだったと思う…)
それが漢方薬との初めての出会い。
漢方薬って煎じてお茶にして飲むものだと思っていた私は、薬が小袋に入っていて顆粒だったことに衝撃を受ける!
しかも苦い。薬だから当たり前か。
それから皮膚科でも漢方薬を処方されたことがあり、結構どこの病院でも普通に漢方薬が処方してもらえるんだと知りました。
医者が判断つかない原因不明の不調や体質改善したいときに、漢方薬が処方されるのかなーって個人的に思ってます。
それでも漢方薬が処方されたことは今まで2つの病院だけだから、現代医療では圧倒的に西洋医薬の方が強いんだよな~。
保険適用されれば続けやすいけど、適用外だった場合1ヶ月にかかる薬代が高額になるのでお金に苦しみます…。
どちらがよく効く薬かというのは一概に言えません。
漢方薬 保険適用した場合の金額は?
漢方薬を病院で処方してもらった場合は、ほとんど保険適用になります。
保険診療の場合の負担額は、1ヶ月2000~3000円程度。
私が処方してもらった時は普通の総合病院と普通の皮膚科だったためか保険適用でイケました。
漢方薬 保険適用外の値段は?
漢方専門外来で処方してもらうとなると、保険適用外で処方している病院もあるので事前に確認することをオススメします。
ちなみに漢方薬局になると保険が効きません。
保険適用外の相場は、1ヶ月1~3万円くらいのところが多いです。
高っ!!高いわー。
東洋医学の診断方法4つ
東洋医学の診断方法は4つ。
- 問診
聞かれることは病気の発症時期や症状、以前かかったことのある病気など。 - 望診
患者の状態を先生が目で見て診察します。
患者全体の雰囲気や姿勢、顔色、舌の色、患部などを診ます。 - 聞診
患者の話し方や声のハリ、咳の音、呼吸の状態などを聴きます。
声がかすれたり呼吸が苦しい場合は肺の異常を疑い、話し方が暗く覇気がない場合は気力が衰えていないか診断します。
体臭や口臭、分泌物の匂い、便の匂い、尿の匂いまでが聞診に含まれます。 - 切診
患者に直接触れて脈を見る脈診や腹部を触って緊張状態を見る腹診があります。
昔から通っていた近所のお医者さんは、東洋医学の診断っぽいことやってた気がするな~。
4/15追記。
最近身体がだるくて寝込んでいたので、漢方専門医のいる病院に行って診てもらいました。
漢方の病院では実際どんな診察をするのか?詳細はこちらをどうぞ。
漢方外来で受診する際準備しておくこと
初めて漢方外来で診察を受ける際は、病気の発症時期や症状、以前かかったことのある病気などまとめておきます。
あと漢方では身体全体を診て診断するので、普段の食事や睡眠、汗、尿、排便の具合について報告します。
今飲んでいる薬があれば、それも持参すること。
病院には本人が行くことが望ましいですが、それが難しい場合本人の日常に詳しい家族が代理で行くことになります。
その場合は上記の報告と共に、本人の写真を一緒に持っていけば正確な診断がしやすくなりますよ。
漢方受診で参考にした本はこちら。↓
漢方薬の保険適用と適用外の値段まとめ
保険診療の場合の負担額は、1ヶ月2000~3000円程度。
保険適用外の場合は、1ヶ月1~3万円程度。
漢方外来や漢方薬局で詳しい問診や舌診、腹診してもらえば体質を診てもらうこともできます。
自分に合った食材や養生法も分かるので、私生活から改善することができるのがメリットですね。