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セラミド化粧品の選び方は4つ!化粧水と美容液はどっちがおすすめ?

皮膚の表面に近い角質層にもともと存在しているセラミド
だからスキンケアでセラミドを外から補っても、角質層までは浸透してくれる。

乾燥肌にも敏感肌にも使える保湿効果の高い成分だと、皮膚科医の吉木伸子先生も言うとります。

それなら化粧水がいいの?美容液がいいの?
それともクリーム?

セラミド化粧品の選び方のコツやポイントについて書いています。
保湿効果の高い成分表記の見分け方についても書いているので参考にどうぞ。

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セラミド化粧品の選び方

化粧品
セラミドが配合されたスキンケアは、化粧水もあるし美容液やクリームもある。
せっかく使うなら一番肌に浸透しやすいもの、保湿剤として効果があるものを選びたい!

一般的にはセラミドの原料は高価なもの。
あんまり価格が安いと類似セラミドというセラミドと比べて保湿効果が劣るものであったり、たとえセラミドであっても配合量が少ない可能性もあります。

なので
ポイント1化粧品としては1本3000円以上するものを選ぶのが目安になります。

セラミドの種類でおすすめなもの

セラミドの種類はたくさんあり、いまだに発見されていないセラミドもあると言われています。
その中でも化粧品として使われるセラミドは主に4種類。

  • 合成由来のヒト型セラミド類似セラミド
  • 天然由来の動物性セラミド植物性セラミド

ヒト型セラミド

人間の角質層にあるセラミドに近い構造になるように、酵母を利用して生成された化粧品成分のこと。
ニンゲンの角質層に存在しているセラミドと同じ構造をしていて、セラミドの中でも保湿力が高いとされています。

ポイント2保湿力を期待するならヒト型セラミドがオススメ! 
セラミドの後ろに数字やアルファベットがついて表記されます。(セラミド○○)

ちなみに、化粧品のボトルの裏にセラミドと名前を表示できるのもヒト型だけ。

人間のカラダの中に一番多く存在しているものはセラミド2。

類似セラミド

セラミドに類似した物質を化学的に合成したもの。

化粧品成分の表示はセチルPGヒドロキシエチルパルミタミド、ヘキサデシロキンPGヒドロキシエチルヘキサデカナミドなど。

ヒト型セラミドと比べて保湿力は劣ります。
ただある程度の保湿効果は期待でき、化粧品としては値段が安い場合が多いです。

動物性セラミド

馬馬などの脳や脊髄から抽出される動物由来の化粧品成分のこと。

化粧品成分の表示はビオセラミド、セレブロシド、ウマスフィンゴ脂質(馬の脳から抽出されたもの)。

植物性セラミド

米やトウモロコシ、大豆、コンニャクなど植物由来の化粧品成分のこと。

化粧品成分の表示は植物性セラミド、グルコシルセラミド、コメヌカスフィンゴ糖物質、ユズセラミドなど。

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化粧品の成分表示

セラミドとうたわれている商品でも、実際は類似セラミドを配合していることもあります。
ボトルの裏や箱に書かれた成分表示を見て決めること。

保湿力の高い化粧品を選ぶポイントはセラミドの後ろに数字がついているものを選びます。
数字が後ろについていれば、ヒト型セラミドと判断できます。

ただし最近は、数字の代わりにアルファベット表記されることも多くなっています。

セラミド1セラミドEOP (医薬部外品名:N-フィトスフィンゴシン)

セラミド2セラミドNS またはセラミドNG (医薬部外品名:N-ステアロイルジヒドロスフィンゴシン)

セラミド3セラミドNP (医薬部外品名:N-ステアロイルフィトスフィンゴシン、N-オレオイルフィトスフィンゴシン、N-リノレオイルフィトスフィンゴシン)

セラミド4セラミドEOH

セラミド5セラミドAG

セラミド6ⅡセラミドAP (医薬部外品名:ヒドロキシステアロイルフィトスフィンゴシン)

セラミド9セラミドEOS

※セラミド1・3・6が不足すると、アトピーや乾燥肌、敏感肌になりやすいとも言われています。
※セラミド2は人間のカラダに存在している構造に近いため、高い保湿力が期待できます。

ポイント3セラミド1・2・3・6と表記されたものがオススメ!

セラミドに関するまとめ記事はこちら。

セラミド化粧水は効果あり?

セラミド配合の化粧水は実はおすすめではナイ!

セラミドは水を挟み込む働きはあるけど、セラミド自体脂質なので水に溶けにくい!
化粧水との相性はあまり良くなく、一般的に美容液やクリームなど油分が多いものに配合されています。

もし化粧水に配合されていたとしてもその量はわずか。
もしくは水に溶けやすくするため、余分な成分が配合されている可能性があります。

セラミド配合の化粧水の効果はあまり期待できなさそう。

セラミド美容液やクリームがおすすめ?

セラミド自体は脂質なので、水よりも油の方が混ざりやすい。
ポイント4セラミド配合化粧品は、油分を含んだ美容液や保湿クリームを選ぶのがおすすめ。

加齢によってどんどん減っていくセラミド。
セラミドは元々皮膚の外側に近い場所(表皮)に存在している成分だから、外から補うのが効率的。
外から塗ってもセラミドが存在している角質層まで浸透しやすい。

水分パサパサの乾燥肌に悩んでいるならお試しあれ(*‘∀‘)
セラミド配合の美容液やクリームを朝晩たっぷりと塗りたくってやりましょう。

日中乾燥が気になるときはメイクの上から油分の少ない美容液をつければ、化粧崩れの心配もナシ!

参考にした本。↓
素肌美人になるためのスキンケア美容医学事典 [ 吉木伸子 ]

セラミド化粧品の選び方まとめ

セラミド化粧品を選ぶ際は、化粧水ではなく美容液やクリームを選ぶこと。
そして

  • 1本3000円以上
  • ヒト型セラミド(セラミドの後ろに数字やアルファベットがついているもの)
  • 成分表示はセラミド1・2・3・6がオススメ!

 

エトヴォスの美容液は、セラミド(1, 2, 3, 5, 6Ⅱ)が配合されてました。↑
今の化粧品がなくなったら、次試してみようかな。

エトヴォス7/4追記。
顔半分だけエトヴォスを塗って時間ごとにスキンチェッカーで数値を測って保湿力を検証してみました。

検証結果はこちらに書いています。