令和の由来となった万葉集「梅花の宴」。
梅花の宴となった舞台が福岡県太宰府にあるとのこと。
場所は坂本八幡宮。
万葉集の歌人、大伴旅人(おおとものたびと)の邸宅跡地です。
梅花の宴が行われた場所を実際にこの目で見てきたので、行き方を画像付きでご紹介します。
今後、令和の聖地になるかもしれませんね。
令和由来の万葉集の中で梅花の宴が行われた場所!
令和の由来となったのは万葉集で詠まれた「梅花の宴」。
初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす
梅の花を愛でる宴で詠まれた歌らしいですね。
発祥の地は福岡県太宰府市とのことで、一番最初に思い浮かんだのは太宰府天満宮。
こちらは菅原道真公が祀られており、ご神木である梅の木“飛梅”があります。
実際に今日太宰府を訪れた時、天満宮に行くまでの道が車で渋滞してました。
いつも以上に混雑してただろうな…。
ただ!
「梅花の宴」が詠まれたのは730年(天平2年)正月13日であり、この時に開かれた宴が大伴旅人の邸宅だったらしいですね。
大伴旅人の邸宅…。
場所はどこだ??
調べてみると大宰府政庁跡の北(左上)に位置する坂本八幡神社付近が、大伴旅人の邸宅があったとされる場所なんですって!
太宰府天満宮と違うやん(-.-)
これは人がごった返す前に早めに行っておかないと!!
ということで急遽思い立ち、本日太宰府市の坂本八幡宮まで行ってきました~。
大伴旅人の邸宅跡地 坂本八幡宮の行き方
今回ご紹介するのは坂本八幡宮まで電車を使っていく場合。
西鉄都府楼前駅から坂本八幡宮まで徒歩17分。
歩くと時間がかかるので、西鉄都府楼前駅→大宰府政庁跡まで太宰府市のコミュニティバスに乗っていく方法もアリです。
西鉄都府楼前駅→太宰府政庁跡のバス。
大宰府政庁跡から坂本八幡宮までは歩いていってください。(徒歩7分)
車で行く場合は無料駐車場がいくつかあるので、満車になる前に早めに行かれることをオススメします。
無料駐車場の場所はこちら。
ここからは、西鉄都府楼前駅から坂本八幡宮まで歩いて行く方法。↓
都府楼前駅の改札口を出て、右に曲がります。
真っすぐ進んで右に曲がる。
鳥居の左横に横断歩道橋があるので
登って~
降りる!
ここからひたすら真っすぐ歩きます。
太宰府天満宮へ行く道ですが、この時点で渋滞してる…。(天満宮はまだまだ先です)
まだ真っすぐ歩いて~
まだ歩く。
…まだまだ歩く。
ここまでくると、道路を挟んだ向かい側に駐車場が見えます。
ここでようやく左に曲がります。駅からここまで10分ちょっとかかりました。
途中、左手に公衆トイレがありますよ。
もうすぐです。
坂本八幡宮は左手にあります。
ハイ、到着~。
西鉄都府楼前駅から徒歩20分弱で着きました。
こじんまりとした神社ですね。
ちなみに
西鉄太宰府駅や西鉄二日市駅からレンタサイクルを借りて坂本八幡神社まで行く方法もあります。
どちらも自転車で行ったことはありませんが、10分くらい見ておけば到着するのでは?
1日あたり500円(電動アシスト自転車は800円)
西鉄太宰府駅から八幡宮まで。↑
西鉄二日市駅から八幡宮まで。↑
歩くのに疲れたら、坂本八幡宮から歩いて6分のカフェで休憩してください。
ガッツリご飯は食べれないけど、お茶と甘いものが食べれます。詳しくはこちらをどうぞ。
梅花の宴の聖地in太宰府
坂本八幡神社。この付近が大伴旅人の邸宅跡地です。
あぁ、やっぱり人が来てるね…。
お参りしてる人と歌碑を見物しに来てる人。
大伴旅人が詠んだ万葉歌碑は坂本八幡宮の敷地内に1つと、その奥にも1つあります。
TV中継の人たちも待機してましたよ!
普段はひっそりとした場所だったのに元号発表の後、急に人が訪れるようになったんでしょうね。
そりゃ宮司さんもビックリだ!!
誰か
「これから太宰府は儲かるね~」
なんて言ってました。
確かに…。
大宰府展示館にある梅花の宴の人形
坂本八幡宮から徒歩8分の距離にある大宰府展示館。
展示館では、今ニュースでよく流れてる梅花の宴の様子を再現している博多人形が展示されてました。
こじんまりとした建物だけど入場無料で入れます。
ここも結構人が多かった…。
展示館の外(道路の反対側)にトイレあります。
坂本八幡宮まとめ
“令和”発祥の地となった太宰府に来れて満足しました。
坂本八幡宮は令和の聖地になるかな。
なるといいな。